お祭りにくわしい人のお話
ぼくたちはお祭りにくわしい間瀬幸男さんに、お祭りについていろいろ聞きました。
間瀬さんのお話をまとめてみました。
- 祭りの好きな人に悪い人はいない。悪いことをすると祭りの組を除名になる。他の組にも入れない。村八分になってしう。
- 祭りとは、神さんと神さんをおまつりする私たちが、年に1度楽しむものである。
- お祭りが近づくとごま(山車の車輪)ほりをする。ごまほりが終わると、海浜清掃、海浜の下見、道検分(山車が通れるか見てまわる)をする。そして、けいこが始まる。
- たいこ、からくり人形などのけいこが終わると、役わりが決まる。あざな、屋号で名前が呼ばれる。
- 山車を引くのには、大づな、わかてづながあるが、わかてづなは重要でここでかじをとる。
- 祭りは2日あるが、最初の日はご神体がみこしに乗って、浜の下を通って三社へ行かれる。それを山車が守っていく。その日は、三社に移ったご神体を守るために山車をおいてくる。(今はあぶないのでしまう。)
- 2日目は、化粧をして、伊勢音頭を歌いながら三社までうちはやしていく。三社に着くと、昔は海で顔を洗ってからおまいりした。みこしがお帰りになるとき、その後を5つの山車でけいごする。浜の下を通って神殿へもどっていくと山車も神社の前まで送っていって、それで祭りが終わる。山車は各組へ帰っていく。
みなさんへ
ご先祖が私たちのために残しておいてくれたりっぱなものを、次の世代に大切に申し送っていかなければならないと思う。
時代にそっていかなければならないが、伝統は正しく守ってほしい。
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